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障がい者グループホームの種類とサービス内容

2025年8月16日

障害者グループホームの種類は、サービスの提供方法によって、大きく4種類に分けることができます。

  • 介護サービス包括型
  • 外部サービス利用型
  • 日中活動サービス支援型
  • サテライト型
種類 特徴 対象
介護サービス包括型(※) 職員が常駐(※) 夜間も支援が必要な方(※)
外部サービス利用型 外部の介護サービスを利用 夜間も支援が必要な方
日中活動サービス支援型 日中も職員が常駐 常時支援が必要な方
サテライト型 一人暮らしに近い形 自立を目指す方(原則2年)

 

それぞれの種類ごとに解説していきます。

介護サービス包括型

主に夜間や休日において、入浴・排泄や食事の介護などのサポートが必要な方を対象利用者としたグループホームです。 グループホームのスタッフや生活支援員がサポートのほか、就労先との連絡調整や休日の余暇活動の援助などもおこなっています。
4種類の中で、事業者数・利用者数共に最も多いグループホームです。

(※)障がい者グループホーム『しゅっぱつ』はこれに該当します。

 

外部サービス利用型

主に夜間や休日において、利用者の相談や日常生活のサポート・援助を提供するグループホームです。
介護サービス包括型との違いは、入浴や排泄などの介護サービスは、グループホームの職員ではなく、委託契約を結んだ介護事業者のホームヘルパーが担当することになります。

 

日中活動サービス支援型

日中活動サービス支援型は、夜間や休日だけでなく、日中も介護が必要な方を対象としています。
日常生活に困難や支障のある方の支援を目的としていて、一日を通してさまざまな介護サービスを受けることができます。

 

サテライト型

サテライト型は、2014年に施行された改正障害者総合支援法にて新設された制度です。
グループホームの近くの住居で、一人暮らしに近い状態で生活を送ることができます。
基本的に一人で生活しながら、グループホームでほかの入居者と食事や交流ができたり、困ったことがあれば生活支援員に援助してもらうこともできます。
利用できる期限は原則2年間で、将来的に一人暮らしをしたいと考えている方に向いているグループホームです。

障害者グループホームを利用する事で期待できる嬉しいこと

グループホームでの生活を通して、期待できることが数多くあります。

  • 共同で生活する事による身体的・精神的安定
  • 生活不安の軽減、解消
  • 社会的孤立・孤独状態を防ぐ
  • 障害のある方の様々な面での自立

グループホームは単なる生活支援だけでなく、障害のある方の生活を支え、自立を促し、人生をより豊かに笑顔を増やすことが期待できると言えると思います。

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